sabato 7 maggio 2011

COMMENTO NUCLEARE 2 コメント- 原発


コメント



あるニューストピックスに私が投稿した福島原発コメントのコピペです。


日本の原発を検討する時は必ず地震や津波等とパラレルに討論 する必要があります、でないと経済問題のみがからむ討論になり片手落ちになりがちです

福島原発事件後にパリで近所に住む老人達80歳以上と話し、誰も肌 で「地震は経験した事がない」或は仏人の負けず嫌いで「私は小さい頃で覚えてないわ」がほとんど。フランスは地層にプレートが走っていないので地震は皆無に近い国です。ですから福島原発人災後にフランスの原発近辺に暮らす人々へのTVインタビューでも「全く怖くない」半面フランス国の意向も含んだニュース が流れています。

ドイツは反省中で新エネルギー探索が最も進んだ国なのでこの先は全原発廃棄に切り替えが現実の独国民メンタリテイーです。

フランスの陽気 ないとこと呼ばれているイタリアは地震大国日本の子分みたいに小地震があり、北はUdineから南部 NapoliにはVesuvio火山がいまだにモコモコ煙をはいてます。近くのPompeiと言う文化の進んだ街はこの山の噴火と大地震で全滅した歴史 (2000年位前)があり、更に南のSiciliaには噴火山EtnaやStromboliが噴火と大地震をしょちゅう引き起こしています。最近では L'Aquilaの街が地震で崩壊した為サミットが現場で開催されました。

チェルノビル直後にイタリアは原発を放棄しましたが、伊国民に馬鹿にされている 現首相が隠れて強引に再開させようとしているので、全国民が原発反対で戦っています。彼らの合い言葉ではありませんが環境地質学者のMario Tozzi(マリオ トッツイ)がTVで「あの高速列車を正確に走らせる日本が福島原発をもてあましているのに、我が国は維持出来るはずがない」と語り、 この一言はイタリア国民を完全に反原発にさせるのに大きな後押しになりました。

イタリアは歴史上で大地震を体験しています(耐震建築はイマイチですが)人 間中心の社会なので反原発メンタリテイーは自然に発生し、そして市民の社会参加が強いので原発は将来もイタリアでは実現しないでしょう。
今地震地域のシチ リア島シラクサに居ますが『日本には原発54其ある」と言うと『何そんなにあるのか?」と初めてイタリア人から馬鹿にされた感じを受け取りました。

こんな イタリアの現状を見るのも今の日本には大切なのではと思えます。

日本がその知恵で全原発廃炉の道を選ばない場合は国際機関が地震国には原発禁止の法を考え るでしょう。日本がこの先そんな規制を受ける前に自身でもっと賢く動いてくれたら、と願ってます。長くなりすいません。


投稿者 italianoizumi : 2011年05月07日 19:02