giovedì 22 gennaio 2009

VISUAL INFORMATION  ヴィジュアル情報


La Nuit des Images 展

Paris Gran Parais で Video Artsインスタレーションがありました。Visual design、ヴィジュアル情報、映像操作にとても興味があるので視覚関係のクリエイテイヴな表現にはヴィデオアートも欠かせない、そこですごく寒い夜でしたが出かけてきました。

上は会場であるグランパレの外観に様々な言葉が映写されていきます、Manifesto"Proclamacion Solemne"で Charles Candisonの作品。歴史的館に映るヨーロッパ憲章の文字インスタレーションが私にはアンバランスなおかしさ面白さを感じます。

    
グランパレの広大な会場に丁度ふさわしい作品群、今では古くなった表現もありますが、それなりの短い歴史が感じられました。「アーこんなイメージ表現の時があったなー」の連発。

私にとって面白かったのは下のData,tron[prototype ] と言う Ryoji Ikedaの作品、コンピューター情報大河の流れに人間が立つと顔面やボデイにコンピューターデータpixelイメージの拡大数字がどんどん流れて行くのが皮肉がきいてておかしい。これなど今の我々の世界そのものだな〜 そんなでちょっと怖くなる。「あれっ紙も残しておかないと〜」と心が叫ぶ、あと百年後に歴史がひん曲がって伝わったりしちゃうかも、私達が使うコンピューター情報処理等おおもとは米国の機関が全て把握管理してるし、、、大丈夫かな〜と心配になってきた。


Claudio Parmiggiani 展 
下はCollège des Bernardins修道院にて Arte Visiva Contemporanea


会場であるこの修道院がパリ市長のかけ声で修復が終了、とてもよく出来上がっていました。きれいになったのを見学がてらイタリア人のアーティストParmiggianiパルミジャーニ(1943年 Luzzara-Reggio Emilia 生れ)のインスタレーションを見てきました。一目瞭然的レアーレ次元で言えばそろそろこの崩れたガラス" Labirinto "1970年の作品がクラッシックの分類に入ってもいい頃です。ところでガラスの迷宮の崩壊はずーと継続していましたが、そろそろ何とかならないんでしょうか、2009年のガラスの館の本来の使命遂行、活躍に期待しましょう。

この作品を見ながら、アートとポリテイカルの関係などを思い、ちょっと考えこんでしまいました。そしてふっと9年前に自殺というか殺された、あるアーテイストに思いを馳せました。 Mark Lombardi (1952-2000)という" Conspiracy " Artを表現する米国の芸術家で多分イタリア系。表現方法は直弾劾作品そのもの、アーテイストというのかジャーナリストと見た方がいいのか迷うくらい。下にサイトを載せておきますが、彼が参考にした本のリストを見るとこれはホンマ怖い、殺されない方が不思議、、でも何でこんな恐怖政治の世紀に逆戻りしたんでしょう....
http://www.pierogi2000.com/flatfile/lombardibibliography.html

ひょっとして米国とイスラエルは欠けている己の中世を生きているのかな? ヨーロッパ や日本では過ぎ去った闇の戦国時代を、、新 OBAMA 大統領はこの米国の恐怖中世を終わりに出来るかな? でもまだ実質中世みたいなアラブ諸国が問題を複雑にしている、、二つに分断されているけど何か似ているところも、どっちも怖い世界、、本当に人間らしい世の中を愛して探して表現した人が殺されていく。

年末から2009年の新年は世界のヴィジュアル情報 TV NEWS 放映仕様を見て比較していました。 GAZA の侵攻戦の最中でヨーロッパ、アルジャジーラとその英語国際版をはじめモロッコ2局、チュニジア、アルジェリア、エジプト、シリア、イスラエル2局、トルコ、ロシア、東欧、アゼルバイジャン、ベトナム、中国等々のTVニュースをあちこちザッピングしてガザ情報の映像比較をしながら単純な視点で、もっともアラブ語、ヘブライ語等全く分からないので画像処理のみじーと見ていたに過ぎません。ただ私の家のテレビには日本のTV局は入って無いこれがいまいち、衛星放送の広告はくるけど、そんな中で色々新しい発見もありました。

透けて見えてきた結果をここに書く事は難しいので(すいません)ヒントのみ、必ず全てを疑ってびっくりする様な事をマジに考える、、でした。