domenica 20 aprile 2008

CONCETTO DI GIORNALISMO   ジャーナリズムの神髄

ジャーナリストの役目              Indro Montanelli 

インドロ モンタネッリ 
Enzo Biagi dice " E quando vedeva lo strapotere di certi personaggi, si è sempre battuto cercando di rappresentare la voce di quelli che non potevano parlare "       (Foto,fonte da wikipedia)
ビアージが彼を評して「ある人間がその権力を振り回しているのを見た時、話す事が出来ない人々の為に代わりになって彼らの声になろうと常に戦っていた」

この強い彼のプロ精神はイタリアのジャーナリストに受け継がれていった様で、彼らの哲学はその人間的なイタリア人の良い面と合流して次々と強くて優秀、個性的な人達がイタリアのメディアをいきいきと呼吸させていた。

後年 モンタネッリ(1909生−2001)が読者の質問に答えるコリエレデラセラのコラム「La stanza di Montanelli」は若者にも人気があった。今 丁度 彼の「モンタネッリの部屋」が載っている新聞が手元にある。読み返していると日付が2001年6月25日 月曜日、亡くなったのが同年7月22日 死ぬ前まで読者に返事を書いていた事になる。

彼のジャーナリスト魂で強い権力に屈せず自由の身を貫いた姿勢は立派。又「どんな人(そこを歩く道端の人)にでも理解出来るように書く、、」と言う彼の精神はイタリアの日刊紙にも染み込んで、おかげで難しい問題や事件が専門家でなくとも読んでいくと分かる様になっている。